クアルコム、非LCDの省エネ・デイスプレイ開発

August 22, 2009

クアルコムはワイアレス・フォーンのチップ技術で知られている。過去2-3年にサンディエゴ所在のこの大手通信技術会社はモービル・チップからモービルTV・ネットワークやワイアレス・ヘルス・ケアー業界に進出。最新の技術開発はモービル・フォーンの電池寿命を延長するデイスプレイー技術。この技術はミラソールと呼ばれ現在普通のデイスプレイーがLCDであるのに対し電池寿命を40%延長できる。モービル機器はウェブ・ブローイングも含み長い電池寿命が求められる。 クアルコム社のマーケチング・マネジャーのチェリル・ゴオドマン氏は電池はアキレス腱だと語った。モービル・フォーン・メーカーが電池寿命を長く出来ればハンドセットの応用を広げられる。今月クアルコムはフォックスリンクのブランドで有名なチェン・ウエイ・プレシジョン・インダストリー社と組んで台湾に面積133,725スクウェアー・フィートの工場を開設した。この工場は小型・中型デイスプレイ・スクリーンを廉価で大量生産しモービル・スクリーン市場で競争する。 しかし簡単ではない。同社はフル・カラー容量を目指す。業界のデイスプレイー研究会社のジェニファー・コレグローブ理事によれば、競争会社でも省エネのために1-2色が主流。ミラソールはフル・カラー・デイスプレイを実演したがラボ試作品。現在のミラソールはモノカラーでサイズは0.9インチと1.4インチで大半はアジアでミュージック・プレヤー、GPS機器、モービル・フォーンに活用。  コレグローブ理事はiPhoneサイズ野3.5インチを大量生産できれば市場性が高いと語った。ミラソール技術はマイクロエレクトリカル・メカニカル技術を活用し周囲の明かりも反射してスクリーンの輝度を高める。5年前クアルコムはMITエンジニアーが創立したイリジム社を197億ドルで買収しこのスクリーン技術を獲得。LG電子と共同でミラソール・スクリーンをワイアレス・フォーンの主流にしようと努めている。 

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